改装工事進捗ダイジェスト（第2弾）

エホバはご自分がどんなものにもなることができるだけでなく，私たち人間に知恵や力を与え，必要なものにならせることができます。（フィリ 2:13）その方法の1つは，トレーニングです。エホバはこれまで組織を通して，目的にかなったトレーニングを与えてこられました。「進んで与える気持ちがあるなら」，私たちはスキルアップし，エホバの活動のさまざまな分野で用いていただくことができます。（コリ二 8:12）

今回の改装工事の素晴らしい点の1つは，若い人のトレーニングが最初から工程に組み込まれていることです。熟練した奉仕者だけに割り当てれば，作業はよりスピーディーに進むでしょう。でも，若手は育ちません。経験ある奉仕者の優しくて親切なトレーニングを通して，若い人はエホバの愛を感じながら，実際の現場で作業を楽しむことができ，トレーニングを終えた若い人は，いずれ同じ仕方で別の人をトレーニングできるようになります。それがエホバの方法です。エホバはそのことを望んでいます。（テモ二 2:2）

先日の取材で，2人の若い姉妹たちのコメントを通して，その様子を垣間見ることができました。進捗報告の前に，その点をご紹介したいと思います。

■奉仕者のコメント

↑若いLDCVの姉妹が先輩たちの作業を真剣に見て学んでいるところ。

↑本会場内に作られた，“練習キット”。若いLDCVの姉妹が，先輩の姉妹から古いクロスをはがして新しいクロスに貼り替えるトレーニングを受けている。

今回初めてLDC奉仕に参加した18歳の姉妹
「先週初めてこの現場に来ました。今日で2回目です。神原の王国会館の建設のことを覚えていて楽しかったのと，会衆にLDC奉仕者がいっぱいいたので，私もやってみたいと思いました。週末と学校の休みを利用して参加しています。全く経験がない私に1から教えてくれるし，何よりも兄弟姉妹がフレンドリーで，すごく楽しいです。でも，何回教えてもらってもうまくできなくて，もどかしいです。でも，兄弟たちに助けてもらって何とかできています。この現場が終わっても，またいろんな現場に行ってみたいです」。

今回初めてLDC奉仕に参加した20歳の姉妹
「身近な友達にLDC奉仕者がいて刺激を受けたのと，あと，LDCの兄弟のプレゼンを見て，いいなって思いました。でも，開拓奉仕を始めたばかりで気持ち的に中途半端だったので，何かきっかけが欲しいと思っていました。そんな時，若林で改装があるって聞いてチャンスだと思い，思い切って申し込みました。全く経験がないので不安だったけど，職人の兄弟がたくさんいてサポートを受けられました。うれしかったのは，目立たないところではなく，結構重要なおいしいところを担当させてもらえたことです。失敗すると結構落ち込みますけど，みんなが励ましてくれるので，立ち直れます。もし次の現場にまた招待してもらえたら，できればまたクロスを担当して，経験を積みたいです」。

どちらも本当に励みとなる，素晴らしいコメントです。私たちも，姉妹たちの前向きな精神に倣いたいと思います。

それでは，続けて12/14（木）から20（水）までの進捗をダイジェストでお伝えします。

■改装工事の中間報告：いよいよ折り返し地点へ！

12/14（木）